Crypto Fundraising(8/12)
Ambrus Studio(ゲーミング)
Web3ゲーミングスタジオのAmbrus Studioが$65MのバリュエーションでSpartan GroupとM13がリードしたラウンドで調達。Ambrus Studioは元Riot Games Asia PacificのCEOであったJohnson Yeh氏が2021年12月に創業をしたゲーミングスタジオ。Ambrus Studioのゴールはサステイナブルなメタバースエコシステムを持った無料で遊べるEスポーツベースのゲームを作ることである。
Ambrus Studioの一本目のゲームである、「E4C: Final Salvation」は、Web3における初めてモバイルMOBAゲームにEスポーツ要素を組み込んだ事例となる。
Riot GamesはValorantやLOLを作成する大手のゲーム会社であり、そこの元アジア部門のCEOが創業したことからも高いバリューエーションが付いたと考えられる。
https://twitter.com/AmbrusStudio
Debt DAO(DAO)
DAOやプロトコルといった”cyprtonative entities"に融資を行うDebt DAOがDragonfly Capitalがリードのラウンドで$3.5Mを調達。他にも元CoinbaseのCTOなどもラウンドに参加している。
現時点のDeFiエコシステムには融資を受けることができないという課題があり、収益を生み出しているDAOなどでもネイティブトークンを売り、資金を調達する必要がある。プロトコル側とては、ネイティブトークンを不必要に排出することは避けたいため、融資には大きな需要があるといえる。Debt DAOによる融資の仕組みは、「Spigot」と呼ばれるスマートコントラクトにより、債務者のオンチェーンキャッシュフローを自動的に債権者に返済できる仕組みを元に成り立っている。ホームページには"Enables collateralization of future revenues."と書かれているので、将来の収益を担保にできる、ということだそう。
https://mobile.twitter.com/debtdao
https://www.theblock.co/post/160427/dragonfly-capital-leads-3-5-million-seed-round-for-debt-dao
reNFT(NFT)
NFTのrentingプロトコルreNFTがMechanismとgumi Cryptos Capitalのリードによる$5Mの調達を完了。他にもOpenseaやSandboxなどもラウンドに参加。CEOは元Sandboxのマーケチーム出身。
今までマニュアル作業であったScholarshipの中でのNFTのrentingなどもreNFTをintegrationすることで自動化ができる。SDKを提供し、RentingのためのWebサイトも提供することで、プロジェクト側の開発コストを下げることに注力されている。Rentingには、様々なスキームがあるようで、所謂従来の担保型の方法など沢山存在する。(詳しくは、Deep Dive into the reNFT Platform)
https://nftplazas.com/renft-raises-5m-in-investment-round-to-bolster-web3-gamefi/