クリプト道場

クリプト・ブロックチェーンに関わる疑問を解説します

2022-01-01から1年間の記事一覧

オンチェーンデータ分析周りのプレイヤー調査(8/17)

Datawisp(B2B) Web3やゲーミングに焦点を当てた、B2Bのノーコードデータツール。実際今はオンチェーンデータという素晴らしいツールがあるにも関わらず、The Graphなどでコードを書かないと、インサイトのあるデータを抽出できない現状である。Dataswapは…

Crypto Fundraising(8/16)

Pinata(NFT) PinataはGreylock PartnersとPanteraをリードとした$18MのシリーズAラウンドを完了した。PinataはクリエイターにNFTを様々なマーケットプレイス、アプリ、メタバースやブロックチェーンで流通させることを支援する。このプラットフォームでは…

Crypto Fundraising(8/15)

Cashmere(ウォレット) Solana用のエンタープライズウォレットマネジメントツールを提供するCashmoreは、$3Mのシードラウンドを完了した。Coinbase VenturesやYCombinatorの参加があった。Solanaでは直近のウォレット関連のハッキングもあり、リスクが懸念…

Crypto Fundraising(8/14)

LifeForm(DID) ビジュアル化されたDIDソリューションを提供するLifeformはBinance Labsをリードとするシードラウンドの調達を完了した(調達額は未定)。Lifeformでは3DのアバターをDIDと紐付け、Web3上のアイデンティティとして使えるようにする。 https:…

Crypto Fundraising(8/13)

Galoy(ウォレット) エルサルバドルをベースとするビットコイン関連事業を展開するGaloyはHiveming Venturesをリードとする$4Mの資金調達を完了した。元々Galoyは、GaloyMoneyというライトニング決済をAPIを通して企業に提供するオープンソースのビットコイ…

Crypto Fundraising(8/12)

Ambrus Studio(ゲーミング) Web3ゲーミングスタジオのAmbrus Studioが$65MのバリュエーションでSpartan GroupとM13がリードしたラウンドで調達。Ambrus Studioは元Riot Games Asia PacificのCEOであったJohnson Yeh氏が2021年12月に創業をしたゲーミングス…

暗号資産のインフレとデフレについて

ビットコインやイーサリアムといった暗号資産について調べていると、「年間XX%インフレーション」のような表記を見るが、これは何のことなのだろうか? まず、トークンの量を測る指標を3つ紹介する。 ①最大供給量:流通させるコインやトークンの最大数(ビ…

ベアマーケットの中でAlgorandのTVLがここ一ヶ月で大好調な理由

2022/7/13撮影のDefiLlama ここ数ヶ月のベアマーケットを経て、ほぼ全てのチェーンのTVLは大下落をしており、DefiLlamaは真っ赤である。そんな中、TVLランキングで21位(2022/7/13撮影)のAlgorandはトップ30のチェーンの中で唯一過去30日、7日、1日のTVLの…

Synthetixの概要 初級者編

Synthetixは、オーストラリア発のプロジェクトであり、MakerDAOやdydxなどのサンフランシスコのインナーサークル以外から初めて生まれた本格的な規模の大きいDeFiプロジェクトである。 ここでは、Curveなどの他のDeFiとのComposabilityなどに踏み込むと、話…

Aaveによる健全な流動性マイニングとの向き合い方とは

現在のようなクリプトの真冬の中では、Lendingプラットフォームの需要は非常に高い。DEXのようにimpermanent lossに晒されることもなく、すっかり安くなってしまった自分の資産を売らずにレバレッジをかけることができるLendingは非常に魅力的である。 2022/…

フラッシュローンについて学ぶ

DeFi周りをリサーチしているとよく「フラッシュローン」という単語に遭遇する。これは、Ethereum上のLendingの一つであるAaveの独自サービスであり、現在では、様々なDeFiでフラッシュローンが実装されている。フラッシュローンは、ブロックチェーンの特性を…